Thursday, 13 July 2017

ニセコクラシック140kmレポート

デフリンピックに向けて最後の調整レースに選んだのはニセコクラシック。
調整というより本気の本気で挑まなければならない自分にとって大切なレースだ。

昨年のニセコでそのレース運営のホスピタリティや地元の人たちの熱い応援に感銘を受けたというのもあるが何よりもやはりオーストラリアの世界選手権が大きかった。

40過ぎたアマチュアライダーでも日本を代表して世界と戦えるというのはなんと幸せなことか。世界各国の同年代の選手達との闘いは胸を熱くしてくれた。
デフリンピックも日本を代表して世界各国の耳の聞こえない選手と闘うわけでこれもまた幸せなことだ。

デフリンピックにUCI世界選手権となんとまあ我ながら欲張りと思うが、目標はすばり年代別3位以内、総合10位以内。しかし後日発表されたエントリーリストを見るとあまりにもの強豪勢揃いにやっぱり年代別20位以内にしよう、完走できればいいやと弱気になる。
ともかく那須の鎖骨骨折から1ヶ月、どこまで復帰できたか確認するためにも現時点での持てる力を最大限に出せれば。

前日土曜日にニセコ入り。気合の入った選手から走るのが楽しみで仕方ない顔の人たち、多くの外国の選手たちなど会場の雰囲気がやはりニセコクラシック独特で否が応でも気持ちを盛り上げてくれる。

当日は5時に会場入りして一番前に自転車を置く。
昨年と比べてスタート方法や段取りがいろいろと工夫されていて安全に力を入れている様子が伝わる。

スタート前に勢揃いする選手達の顔を見ながらマークする選手をチェック。マークする選手が多過ぎてこの段階でテンション少し下がる。この選手には今まで勝ったことないんだよなとか余計なことを考える間にスタートの合図。

400人以上なのでリアルスタートまでにできるだけ前に上がろうとするがなかなか上がれず。同じクラスの上手い人はもうはるか前の方にいる。リアルスタートが始まり最初の30分は、こんなペースであと100㎞以上も持つのか?と自問自答するほどキツかった。

中切れにあわないようになんとか前の位置に上がるが自分が中切れしそうになる。
最初の長い登りに入る頃にはトップ集団には自分と同じ緑のゼッケンが8人ほどであとは若いクラスの白とピンクがたくさん。

上りに入って先頭が一気にペースアップ。歯を食いしばってついていこうとするが少しずつ遠さがる。
先は長いし自分のペースで走ればいいという甘い誘惑というか言い訳が頭をよぎる。
気がつくと自分が中切れしてるような。慌ててペース上げると後ろと離れる。あっこれ迷惑なやつだと1人反省。

ピンクの外国の選手が1人力強く抜け出していくのでその後ろにつく。あれよあれよと前にいる人たちを抜いていく。キツくでキツくでひたすら外国の選手のケツだけを見る。

KOM過ぎたあたりで1つの集団になる。この時点で数名のトップ集団と追走集団ができていて私がいるのは第3集団らしい。トップとの差はそんなにないみたいで有力選手が仕切ってローテを回す。

ここで自分の順位を計算。少なくとも前に4人いて、今ここに自分も含めて2人いるわけで今は6位以内。3位以内に入るには前の集団に追いつかなければならない。そんなことできるのか?
1人で抜け出して追う勇気もなく諦めてるわけでもなくなんとなく中途半端な感じで走る。ここが自分の弱いところだ。

絶対に3位以内に入る強い意志さえあれば自ら動いてどうにでも展開を作れるはず。
いやまだ距離あるし、とか集団の方が早いしとか何かと言い訳をつくって動かないパターンが一番良くない。というか楽しくない。

平坦ゾーンで後ろから追走集団が合流して20人以上のけっこうな人数になる。そしてそのまま2番目の長い坂へ。
ここで1人の選手が抜け出す。そこに2人が合流。自分との差はほんの数メートル。追うかスルーするか一瞬迷う。気がついたらかなりの差がつく。

あとで知ったのはその選手は前の集団に追いつき総合5位まで上がったとのこと。
強い選手というのはこういう選手、脚力云々よりも何よりも絶対勝つという強い意志。
何もできなかった自分の情けなさに腹がたつ。

怒りがエネルギーになったのか脚が回り出す。
気がつくと8人ほどに絞られる。そして最後の直線の上り。上り終わる頃には3人ほどに。
クラスが違うので協調して回していく。残り1㎞で2人がアタック気味にペースを上げる。
本能的に踏ん張ってついていく。

そしてゴール。年代別5位、総合19位。
3分先に3位の選手がいた。自分の弱さが3分差に出たのだと思うと悔しくも原因がはっきりして清々しい。デフリンピックに向けて最高の調整になった。
メダルを争う国と国との闘いで最後に勝つのは意志の強さだとこのニセコクラシックに教えてもらった。

19日の最初のレースまであと1週間。しっかり身体を回復させメンタル最高の状態で挑みたい。

ニセコクラシックリザルト
http://nisekoclassic.com/?p=7770

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Tuesday, 31 July 2012

シマノバイカーズフェスティバルにて

憲太郎です。

7月28日(土)~29日(日)のシマノバイカーズフェスティバルMTB2時間耐久ソロで3位入賞した。2位となった箭内くんと共に表彰台に立った事で大きなアピールになったかな。
今回はろう者総勢15人で参戦してとても盛り上がった。
レースが終わった後の皆の満面の笑顔がとてもステキだった。普段全く運動しない人が一生懸命ペダル漕いで「MTB買う!」と言ってくれた時は嬉しかったなぁ~。

今は選手としてJシリーズ中心に出場しているが、やはりこういった市民レースで多くの仲間とMTBを共に楽しむ普及活動も大切にしていきたい。

次に予定しているのは11月18日(日)に予定されている宇都宮ロマンチックエンデューロ。
さぁあなたもいっしょに出てみませんか?

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Monday, 16 July 2012

心のケア

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J1富士見レースに参戦。
一周目の下りで後ろから突っ込まれコースアウトして落車、頭を打つ。久しぶりに星を見た。

その直後に激しく転倒してきた選手のバイクが背中に直撃。ペダルが背中に喰い込んだ。しばらく悶絶。

必死に立ち上がりレース復帰。
するとバイク動かなくなりストップ。ディレーラーの破損らしい。

これでレース終わり??と頭が真っ白に。リタイヤしようとしたが五分後にスタートした女子スポーツで久美も頑張ってるはずだ。

せめて久美に追い抜かれるまではバイクを押して走ろうと決心。

背中とリハビリ中の肩が激しく痛む。しかしチームARIのジャージ着てる以上、途中で投げ出すわけにはいかない。

最後に久美に追い抜かれてゴール。最下位ながら完走。

箭内君は四位!!!!
あの富士見で四位だなんて凄すぎる。彼の努力は素晴らしい。

次のJは二ヶ月後の同じ富士見。
スタート順が後ろの方になるが、ここでどれだけ前の順位にいけるか?

まずはバイクを修理に出して身体のケアをしなければ。そして心のケアも(笑)

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Wednesday, 04 July 2012

MTB女子ロンドン出場!

ロンドンオリンピック女子MTBに片山梨絵選手出場決定!!

片山さんは強くて速いだけでなく人間的に魅力あふれる人でとても親しみやすい方。
出場枠を得るべくずっと世界を転戦して結果を残してきた片山さんだけにとてもハッピーなニュースだ。片山さんを支えてきたスタッフやサポーターたちも嬉しいだろうな。

ちなみに今乗っているバイクは片山選手に初乗りをしてもらったのだ!まったく壊れたりパンクしたりしないのも、そのお陰かも。

多くの人に支えられてロンドンに出場する片山さんの走りをテレビの前で見届けたい。

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Wednesday, 18 April 2012

29erのコト。

憲太郎に新しい相棒がやってきました。

スペシャライズドの S-WORKS 29er。
渡邊joeさんにじっくり相談して決めた相棒。

なので,相棒がやってきたその足で大船のjoeさんのクリニックまでお披露目に。
すると丁度そのトキ,片山梨絵さんもいらしていました。なので願掛けとして片山梨絵さんに乗ってもらいました。(joeさんのblogによると「願掛け」ではなく・・・「○○○」と受け止めているようです)

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これで憲太郎もJシリーズスポーツからエキパ?!

ありがとう!
joeさん。
梨絵さん。

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joeさんのblogもめちゃ笑えるのでぜひ。
http://joe39.seesaa.net/article/263588489.html

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Thursday, 27 October 2011

デフサイクルフェスティバル2011にオリンピック選手が!!のコト。

憲太郎ですbicycle

10月30日(日)のデフサイクルフェスティバル2011に・・なんとhappy02

来年のロンドンオリンピックMTB日本代表選手候補の片山梨絵選手がスペシャルゲストとして来て頂くことになりましたsign03

片山さんは自転車競技のプロ選手で今年の全日本自転車競技選手権ロードレースで準優勝しています。北京オリンピックでは,日本選手最高位の20位,全日本選手権では8連覇と日本女子のナンバーワンです。

http://rie-katayama.aspota.jp/
http://www.offroad2london.com/

MTB競技を通じて知り合った,日本カイロプラクティックセンター大船の院長・渡邉城作(JOE)氏の取り計らいで片山選手に来てもらうことになったのですが,改めて人と人のつながり―縁(えにし)―の大切さを実感していますconfident

片山選手とはJシリーズのレース会場でお会いしたことがありますが,とても素敵な笑顔で優しいオーラを纏っている感じの人でした。それがレースになると,一変してとてつもなく凄まじいですrock片山さんのレースは一見の価値ありです。

そんな片山さんからとても嬉しいお宝をいただきましたscissors

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一回しかお会いしていないのにこんな素敵なものをいただいて感激しています。

これもJOE院長の取り計らいで感謝,感謝sign03

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Sunday, 09 October 2011

退院!のコト。

憲太郎です。

たくさんの励ましをいただきありがとうございました。
手術が成功して痛みは続くものの予後がよいということで昨日無事退院しました。

入院中は悪い方向に考えてしまいがちですが、皆様の温かい激励のお陰で術後の激痛にも耐えられそうです。しばらくは右腕が使えず左手一本の生活になりますが自宅で安静して、出来るだけ早く皆様にお会いしてお話するのを楽しみにリハビリをしっかり頑張りたいと思います。

ひとまず報告でした。

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Monday, 03 October 2011

いよいよ入院,のコト。

憲太郎ですcoldsweats01

たくさんの方に心配のメールをいただきました。
改めてご心配おかけして申し訳ありませんでした。
怪我の方は,妻の勤務先の病院で肩関節の専門医に診察をうけたところ,明日4日(火)から入院して6日(木)に手術を受けることになりました。全治4カ月と思ったより重傷で,完治にかなりの時間がかかりリハビリも必要ということで,これからもさらに多くの方にご迷惑をおかけしてしまうことになり申し訳なく思っています。

事故の後,右手が使えない状態で左手だけで手話をしていたのですが,右手の筋肉がこむら返りのようにつってしまい靭帯の切れた肩以上に激痛がはしり難儀しています。右手は固定されていて動かさないようにしているのですが,無意識のうちに筋肉だけ反応して動いてしまうことが原因のようです。

手話を言語とするろう者にとって利き腕が使えないということは,日常生活がままならないだけでなく言語が不自由になってしまいます。左手だけでなんとかなると思っていたのですが,右手まで痙攣状態になってしまうのには改めて手話が自分にとって大切な言語であることを実感しましたbearing

早く治して仕事に復帰し大好きな自転車に乗れるようリハビリ頑張りますbicycle

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Wednesday, 21 September 2011

メカニックさんたちとの繋がり,のコト。

憲太郎ですbicycle

今年はいろんなレースに出場してきたが,やはりJシリーズはレベルの高さ,コースの難しさ,選手達の緊張感,どれをとっても最高峰のレースであるbicycle

カテゴリーがエリート・エキスパート・スポーツの3クラスしかないので,一つのクラスの中の実力差がとても大きいのが特徴だ。少しでも一つ上の順位を目指して,皆本気モードで狭いドロドロの道を猛スピードの中ガンガンぶつかり合う。それでいて敵は他の選手ではなく,自然でもなく,自分自身の心の中に蠢いているのがMTBの醍醐味なのだconfident

以下,そのJシリーズの富士見大会に参戦したレポートmemo

レーススタート2時間前に会場に到着。
いつも通りMTBを組み立てると,なんとブレーキが壊れているcoldsweats02
金曜日までの練習ではなんともなく,しかも土曜日ショップで点検もしてもらったのにブレーキが効かずホイールもほとんど回らない・・・shock
いろいろいじってみるが原因が分からず,自分ではどうしても対応できない。
富士見パノラマスキー場のショップはまだ開店していないし,いくつかのメーカーがメカニックブースを設けているのだが,まだ朝早くてほとんど来ていない。

途方に暮れるも,顔なじみの日本マウンテンバイク協会のスタッフの女性に相談してみることにした。彼女はすぐに他のスタッフと話をしてどこかに電話をかけて,IRCタイヤのメカニックさんをつかまえてくれた。すぐに見てくれたが,工具等が揃ったバンがまだ来ておらずここでは対応できないということで,そのメカニックさんの知り合いの別のメカニックさんを呼びにいった。結局5,6人位のメカニックさんが集まって私のバイクを丹念に見てくれるbearing

どうも前も後ろのブレーキもダメらしいshock

「完走は難しいがとりあえず乗れるところまで応急手当をするか、レースは諦めるかどうするか」

と聞かれた。

迷わず

「レースに出たいのでどうかお願いします」

と答える。
そこにジャイアントのメカニックさんがバイクに乗ってやってきた。レースのコースを試走し終わって戻ってきたところらしい。他のメカニックさんから話を聞いてすぐさま自分のバイクのパーツを私のバイクに移植して応急処置をする。

「まだバンが来ないので,来てから改めて修理しますので15分後に来てください」

と言われる。

15分後,行ってみると大きなバンがブースの後ろに停まっていた。本格的な工具を取り出して私のバイクの修理にとりかかる。尋常ではないそのスピードに目を奪われる。レース開始まであと30分にまで迫っていた。それを分かっていたメカニックさんは本当に素早い動きで手を動かしてくれているweep

そしていま出来る範囲での応急処置は完了。メカニックさんに急げ急げ!と云ってください,お礼もそこそこに急いでレース会場に向かう。

201109201ぎりぎりレースに間に合い無事スタートbicycle

下りは危険なので無理せず降りて走り,上りで全力で漕いで駆け上がるup

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出場も諦めていたのに,レースに出られてこうしてなんとか走ることが出来る。

集まって見てくださったメカニックさん達の顔を思い浮かべながら,必死にゴールを目指し無事完走motorsports

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約100人中68位。

順位的には残念な結果だったが,それ以上に完走させてくれたメカニックさん達と出会えたことが大きかった。改めて人との繋がりの大切さを感じた。

こうしてレースに出るたびにその繋がりがどんどん増えていくように思う。これもまたMTBの醍醐味であり財産でもあるんだな。

協会のスタッフ,そしてメカニックの皆さん,本当にありがとうございましたhappy02

最後に・・・

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ララさん,ココさん,ポポさんも声援を送ってくれましたdog  

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Friday, 16 September 2011

表彰台!のコト。

憲太郎ですbicycle

201109161高校時代からの友人といっしょに富士山のふもとで開催されたタイオガ カーニバル MTB4時間耐久エンデューロに参戦した。

交代しながら約3キロのコースを4時間で何周できるかを競う。
芝生やウッドチップなど変化に富んだコースで,2人で力を合わせて走ったのが楽しくワクワクするレースだった。

結果は・・・

3位sign03

表彰台に上がるというのはやはり気分がいいhappy02

ちなみに1位はTeam ARI のMTB最強選手3人のチーム。
この チームはMTBやロードの世界では超有名で,他の選手から
「Team ARI って本当に速いですね」
と話しかけられた。

私もチームメンバーですhappy02dash

と堂々と胸をはるためには,やはり一番高いところに立たなければ・・・

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