« 折り返しのコト。 | Main | 毛玉のコト。 »

Tuesday, 14 February 2012

ポジショニングのコト。

昨年に引き続き今日か5回にわたって東京のある市の手話通訳研修の講師を務めることになった。私自身が全国で様々な手話通訳者と出会い、手話通訳の現場を経験してきたことを通して手話通訳に必要な意識と技術について講義をしていく。今日は「手話通訳のポジショニング」について。

あるろう学校で中高校生と保護者対象の講演をした時のこと。会場に入ってまずびっくりしたのは手話通訳の位置。一番後ろの席にぽつんと手話通訳者用にと椅子が用意されてそこに手話通訳が座っていたのだ。通常このような場合は、講師の手話が一番見やすい前の席に手話通訳の席が用意される。しかし手話通訳者の頭が邪魔になるということで後ろとなったらしい。一番後ろでは当然講師の手話も見えずきちんと通訳が出来るとは思えない。ろう学校側にも問題があるが何よりも言われた通り後ろに座って通訳をしようとする手話通訳者に対して大きく疑問をもった。手話通訳にとって通訳の場所や位置は、生命線の一つである。通訳そのものの技術も重要だがポジショニングによってその技術が生かされるかどうかが決まる。

このような具体的な例を持ち出しながら、病院や講演会、パネルディスカッション、などあらゆる場面を想定しての手話通訳のポジジョンニングについて細かく話をした。

受講生は皆もう現役ばりばりの手話通訳者なのでいろいろな意見も出て私自身も刺激をたくさん受けた。
このような場を是非地元でも設けられたらと思う。

|

« 折り返しのコト。 | Main | 毛玉のコト。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 折り返しのコト。 | Main | 毛玉のコト。 »