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Monday, 06 June 2011

人生初の三週連続レース!のコト。

憲太郎です。
今年の5月は休みがうまくとれたので,人生初の三週連続レースに挑戦!

今回はその最終回。
201106061_2富士見パノラマリゾートで開かれた日本マウンテンバイク協会公認の大会(ジャパンシリーズJ1)のクロスカントリーレース(XC)に箭内秀平選手と共に出場した。XCとは起伏の激しい山道を何周回かしてタイムを競うレースのコト。

全国からオリンピック代表選手やトップ選手が集まる日本最高峰のXCレース。ここの年間ポイントでオリンピック代表が選出される。だから会場全体がもうバリバリのレースの雰囲気で緊張しつつ気持ちも高揚してくる。目の前に日本代表選手がいたりして,思わず握手を求めてしまったsmile

さて,カテゴリーはトップレベルから「エリート」「エキスパート」「スポーツ」の3つに分かれており,私が出た「スポーツ」カテゴリーは約三キロのコースを3周回。さらに「80%ルール」といって,トップが一周フィニッシュラインを通過する毎に,1周目のラップタイムの80%の時間以上遅れるとコースから降ろされる規定があるのだcoldsweats02 これは一周目だけでなく二周目も適用される。

今回の「スポーツ」は上のクラスの「エキスパート」からの降格組も多かったようで,全体的にペースが速く,常にハラハラさせられるレースだった。コースは全てのクラス共通(ただし「スポーツ」以外は四キロで周回数も多い)なので,いま走っているコースをオリンピック選手が走ると思うとなんとなく感動してしまうup

さすがに転倒する選手が続出する一秒たりとも気が抜けないコースでした。
201106062201106063シングルトラック(ヒトが1人通れるくらいの山道のこと)が多いためなかなか抜くのが難しい。スタートから序盤の長い登り坂で順位が決まるといっても過言ではないようだ。
スタート前にはポイントランキング順に並ぶ。
1年間全国で行われるレースに参戦して上位にいけばポイントがたくさんつき,スタートでは前の方に並ぶことができるのだが,私は今年初参戦ということでほとんどうしろの方だったwobbly

TEAM ARIの有持真人さんのアドバイス通り,スタートダッシュして死ぬ気で登り坂をのぼりきってシングルトラックに入ろうとする。しかし全員が同じことを考えているのか,右も左も前も後も選手に囲まれてなかなか前に進まない。
心拍数がとても上がって早くも息があがりそうになるheart02

なんとかたくさん抜いて下りに入ったら今度はたくさん抜かれる。
201106065201106064次の長いシングルトラックでの登りで再び抜き返すが、その倍の人数を下りで抜き返された。
シングルトラックで抜きにくいはずなのにどんどん抜かされて心が折れそうになり心臓が悲鳴を上げ始める。

80%ルールが頭をかすめ,顔も名前も知らないトップの選手に
「ゆっくり走ってくれ!」
とお祈りをする。
なんとか2周目に入ると,鼓動も少し落ち着き,脚もまだまだ回る感じ。
前にいる選手が息も絶え絶えによろよろしているのを見ると,自分だけではないんだ,と気持ちも落ち着いて,抜きにかかる。そして,心の中で「がんばれ!」とエールを送るpunch

ところが,その選手に下りで抜かれ,エールを送ったコトをちょっぴり後悔したりして。

3周目にはもう入れないかと思いきや,スタッフには止められることなく3周目に入る。
これで最終周回。
201106065_2201106066ふと後ろを振り返るとだれもいない。
どうやら自分の後ろで80%ルールが適用されたらしい。

前を見るとたくさんの選手がのろのろ走っている。
これはもう抜くしかないとひたすらペダルを漕ぐbicycle
抜いて抜かれて,向こうもイヤだろうが,こちらもいい加減にしてくれ!という気持ちで必死にゴールを目指す。

最後の最後にあのエールを送った選手に抜かれてゴールmotorsports
201106067_2

結果は約150人中85位(44分17秒49)。
目標は50位以内だったので,前回の王滝(600人中222位で目標は200位以内)に引き続きまたもや目標達成出来ずdown

いっしょに出たTEAM ARI の選手たちの中では自分が一番下であった。
年齢は一番若いのに・・・crying
今回は結果はともかく本格レースを経験することに意味があり,来シーズンに結果を出していけばよいと自分に言い聞かせる。
悔しくもこの胸のそこから込み上げていくこの気持ち・・・

「すっげえ愉しかった!」

201106068_3
☝TEAM ARIの有持真人さんと。

次のエキスパートとエリートのレースを観戦。
ついさっき自分が走ったコースを猛スピードで駆け抜けるトップたちの走りの凄さに身体中の血肉が沸き踊る。

なんでここをこんなスピードで!?

なんでバランス崩さないの!?

なんでスピードが落ちないの!?

本当に頭の中ハテナマークでいっぱいになる。
こんな経験が出来るのもこのジャパンシリーズの大きな魅力だろうshine

大会スタッフたちは耳が聞こえないことを伝えるとしっかり筆談などで情報を伝えてくれる。変更があったときは向こうから声をかけてくれた。情報の変更はいつもろう者がこういった大会に出るときに一番不安を感じるところなのだが,今回は安心してレースに集中することが出来た。
ルイガノや王滝で見かけた顔もちらほらいて声をかけてくる。
たぶん,王滝のトキから「日本ろう自転車競技協会」のチームジャージを着て参戦しているので結構目立っているのだろうsmile

今回のレースに参戦する前は,いまの自分には実力不足かもと腰が引けていたが,レースが終わったいまは参戦して良かったと心から思う。
結局いつ参戦しようと,実力不足が解消されることはない。
ついついもう少しうまくなってから,とか強くなってから,と考えがちだが,ここは思い切ってどんと参戦して思いっきり愉しむのがイチバンだろうgood

高負荷が続く時間の短いレースにおける課題がよくわかった有意義な大会だった。
今後ともジャパンシリーズには出場していきたいと思っている。

観戦だけでも楽しいのでお近くで開催された時は是非!tulip

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