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Wednesday, 22 March 2006

「迂路」のコト。

ちょっと前の話だけど、19日(日)にデフムービーエンターティメント・プロディアによる「迂路」の上映がヨコハマで行われました。ダンナが製作の段階から関わっていて、あたしもなんだかんだ云っていろいろと手伝わせてもらっていました。その映画は昨年11月の初上映後、いままでにもあちこちで上映しているのだが、今年5月10日~14日にカナダのトロントで開かれる“第1回トロント国際ろうフェスティバルアート&映画祭”に日本からのエントリー作品として選ばれました☆
つまりアカデミー賞みたいなイベントで、世界各国からろう者が作った映画が集まって、上映・受賞式があるのだそう。受賞するかどうかはともかく、この「迂路」が世界のヒトたちの目に触れるというコトは非常にスバらしいコトだと思う。

また、こないだのヨコハマ上映会が神奈川新聞に取材されました。
「神奈川新聞 3月19日付 http://www.kanalog.jp/news/local/entry_20083.html
060322 聴覚障害のある横浜市内の映画監督が制作した最新作が、五月にカナダのトロントで開かれる世界ろう映画祭にエントリーされた。聴覚障害者が出演し、手話でセリフを表す「デフ・ムービー」と呼ばれるジャンルながら、映画づくりに懸ける監督の思いは「聴覚の有無にかかわらず、誰もが楽しめる作品を撮りたい」と野心的だ。
 この監督は、電機メーカー勤めの傍ら映画を撮る大舘信広さん(46)=横浜市戸塚区。聴覚障害者の映画制作サークル・プロディア代表を務め、五作目の「迂路(うろ)」(五十五分間)が国際ろう映画祭に出品されることになった。
 デフ(deaf)とは英語で「聾(ろう)」の意味で、この「迂路」も音楽や音声が無いサイレントムービー。借金地獄にあえぐ主人公の男に起きる出来事をテンポ良く描いた娯楽作品で、桜木町のガード下や横浜港などをロケ地に撮影した。約三十人のほとんどの俳優、スタッフが聴覚障害者だったという。
 大舘さんは一歳の時に高熱を患い、耳が聞こえなくなった。ただ、幼いころから映画館で過ごす時間は好きだったという。「スクリーンを見ながらセリフなどを想像した。自分だけの世界が広がった」と振り返る。俳優として映像世界に関わり、八年前にドラマを撮ったことが監督への足がかりとなった。
 「聴覚障害者用に普通の映画に字幕を付ける場合があるが、日本人が英国人を演じているような変な感じはあった」。当初はそんな違和感から始めた聴覚障害者のための映画制作だったが、今では「作品の受け止め方が異なる聴覚障害者と健常者の差を埋めたい。聴覚に関係なく、誰もが自然に楽しめる作品をつくりたい」と感じている。最新作の前半、手話も字幕もなく、映像だけで展開したのはそんな野心的な試みの一つ。「手本はないが、試行錯誤して目標の作品を目指したい」。大舘さんの夢は膨らむ。
【写真説明】19日の作品上映会で「人生のいろいろな機微や感動を伝えたいと思ってつくった」と舞台あいさつした大舘監督=横浜市健康福祉センター4階ホール

☆「迂路」 http://www.deaf.or.jp/ulo/index2.html
☆「第1回トロント国際ろうフェスティバルアート&映画祭」 http://www.tidfaf.ca/ (英文)
☆「スケジュール」 http://www.tidfaf.ca/schedule.htm (英文)

今日も読んでくださって有難うございます(/・ω・)/人気blogランキング

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